エヌジーシー ディ・ストーム ディビジョンはこのほど、FlashおよびマイクロソフトBlend用の3DCGソフトウェア「Swift 3D v6 日本語版」を28月に発売すると発表した。取り扱いは、全国のソフトウェア販売店、もしくはオンラインストア「E@STORM」からのダウンロード販売となっており、価格は3万4,650円。また、旧バージョンユーザに対するアップグレードサービスも行われる。

「Swift 3D」は、2Dグラフィックスに携わるグラフィックスアーティストやFlashデザイナーなどに向けて開発された3Dツールで、アニメーション制作全体の基本を短時間で習得可能にするツールセットとインターフェースが特徴とのこと。特に、Flashとの親和性を追求して開発されており、3Dアニメーションを取り入れたWeb製作において効率の良いワークフローを提供するという。

「Swift 3D v6 日本語版」の操作画面

今回のバージョンでは、2つのオブジェクトを簡単な操作で統合した後に分割も行えるブーリアン機能を搭載。その他、3Dモデルに対して複雑なテクスチャマッピングが簡単に行えるというアドバンストテクスチャーマッパー、よりリアルなレンダリング結果を得ることが可能というバンプマップのサポート、「Papervision3D v2」対応ファイルフォーマットの出力機能、新方式のレンダリングによって、レンダリング速度がこれまでの5倍になるなどの新機能が盛り込まれている。

Windowsでの動作環境は、OSがWindows XP / Vista、CPUはPentium4 1.2Ghz以上または互換プロセッサ、512KB以上のメモリーなどで、nVIDAまたはATI社製のハードウェアアクセラレーション機能搭載のグラフィックスカード搭載機種が推奨されている。Macintoshでの動作環境は、Mac OS X 10.4以上のOSが動作し、1GB以上のメモリーを搭載した機種などとなっている。