米Microsoftは17日(現地時間)、Webアプリ版Officeにあたる「Microsoft Office Web Apps」Technical Preview版(日本語用および英語用)を一部招待ユーザーに公開したと発表した。軽量版のWord/Excel/PowerPointがWindows Live(Windows Live SkyDrive)を介し公開されている(OneNoteは後日)。

また、それぞれのWebアプリの名称が「Word Web App」「Excel Web App」「PowerPoint Web App」「OneNote Web App」となることも発表された。

「Excel Web App」

OneNote Web AppおよびMicrosoft Office Web Appsの追加機能を搭載したバージョンは後日提供予定。Technical Preview版では、Excel Web Appによるデータの表示/作成/編集、PowerPoint Web Appによるデータ表示と編集、Word Web Appによる表示と共有が可能な模様。Technical Preview版のフィードバックを得た後ベータテストを提供予定としており、フル機能版を2010年前半にリリースする予定としている。

Microsoft Office Web Appsは3種類が予定され、Windows Live(および Windows Live SkyDrive)ユーザー向けバージョン、Microsoft Office 2010ボリュームライセンス向けの、ユーザーが独自にMicrosoft SharePoint Serverとともに設置/運用するオンプレミスバージョン(on-premise、店内/構内などの意)、同社ホスティング サービス「Microsoft Online Services」を通して提供されるオンデマンドバージョンが用意される。