DragonFly BSDのプロジェクトリーダー Matthew Dillon氏は9月16日(現地時間)、「DragonFly BSD 2.4.0」を正式公開した。6,000以上のビルド済みパッケージが含まれており、ここ最近では最も大きいアップデートになる。
今回の新バージョンで初めて64ビット版がサポートされたが、今のところpkgsrc(パッケージコレクション)サポートのみに留まっている。
またデバイスファイルシステムとして、従来までのスタティックな/devに代わり、Alex Hornung氏がGoogle Summer of Code 2009で書き上げたダイナミックなDEVFS(devfs(5))が採用されている。
HAMMER周りでは、いくつかのバグがフィックスされたほか、AHCIドライバやSilicon Image 3132ドライバのネイティブ実装が行われている。
配布イメージは、ベアボーンCD ISOイメージ、DVD ISOイメージ(フルX環境含む)、ブータブルUSBディスクキーイメージ(ベアボーン、1GB推奨)の3種類。
ダウンロードは各国のミラーサイトから行うことが推奨されている。