ネットアップは9月17日、中堅企業向けストレージの新製品「FAS2040」を発表した。同日より提供が開始される。

FAS2040

FAS2040は、中堅企業向け製品群の「FAS2000シリーズ」で最大の容量拡張性を実現。最大136TBと、すでに提供されている「FAS2050」の104TBに対して約30%拡大している。また、搭載メモリを8GBに拡張したうえ、CPUの性能も向上しており、FAS2050と比較しておよそ2倍のスループットを確保しているという。

そのほか、4つの4Gb/秒FCポート、8つの1Gb Ethernetポート、2つのオンボードSASポートを搭載し、iSCSI、FC、NFS、CIFSのマルチプロトコルに対応といった特長を備えるうえ、2009年末に提供開始が予定されている同社の次世代ストレージOS「Data ONTAP 8」にも対応している。

参考価格と最小パッケージ構成は以下のとおり。

機種 参考価格(税抜) 最小パッケージ構成
NetApp FAS2040 251万7000円 3TB (500GB、SATAディスク×6)

また、同社は併せて「FAS2020」の価格改定を行ったことも発表。最小パッケージ構成である3TBで従来の約半額にまで引き下げてているという。

機種 参考価格(税抜) 最小パッケージ構成
NetApp FAS2020 134万6000円 3TB (500GB、SATAディスク×6)