国土交通省近畿運輸局は10月30日、第18回「鉄道シンポジウム」を開催する。「鉄道の日」の記念行事のひとつで、近畿地方では10年振りの開催となるという。開催地は大阪市北区中之島のリーガロイヤルホテルで、開催時間は14:00~17:00。

第18回「鉄道シンポジウム」ポスターより

今回のテーマは「鉄道による都市・地域の活性化と鉄道ネットワーク・サービスの高度化」。成熟社会、環境新時代における鉄道のあり方と果たすべき役割を見据えつつ、今後の鉄道ネットワーク・サービスの課題や目指すべき方向性を探求するとのこと。国土交通省鉄道局次長による基調講演のほか、近畿大学教授による基調報告、鉄道会社社長も交えた産学協同によるパネルディスカッションが行われる予定。

近畿運輸局は同シンポジウムの一般公募参加者を200名募集する。参加希望者は近畿圏の駅などで配布するチラシにある専用応募はがき、または官製はがき、FAXにて申し込む。申込期限は10月9日(当日消印有効)。申し込みの詳細はこちら

なお近畿運輸局では他にも鉄道の日関連のイベントを企画している。10月9日は大阪商工会議所にて気象予報士の正木明による記念講演会を実施。10月18日は「駅祭ティング2009 in 阪急梅田」と題した記念イベントを開催。8代目うたのおにいさんこと速水けんたろうや鉄道の日キャラクター「テッピー」のステージなどが行われる。また、近畿圏の鉄道各社でもイベントが開催される。詳しくはこちら