MySQLの行く末を保証せよ - EC、OracleのSun買収について詳細調査を開始

    末岡洋子  [2009/09/04]

    欧州委員会(EC)は9月3日(ベルギー時間)、米Oracleが先に発表した米Sun Microsystems買収計画について、追加の調査を開始することを発表した。最終決定は2010年の1月19日以降に発表となる計画だ。

    ECによると、初期調査の結果、OracleのデータベースとMySQLは多くのセクターで直接競合しており、2社の合体はデータベース市場の競争に深刻な疑惑をもたらすことがわかったという。具体的には、プロプライエタリなデータベースを提供するOracleが、オープンソースのデータベース「MySQL」を擁するSunを買収することで、価格上昇や選択肢縮小など、市場にどのような影響を与えるのかを慎重に調べる必要がある、としている。

    データベースは、企業のITシステムにおいて主要な要素となっている。ECによると、現在の経済環境の下、企業にとってオープンソースソフトウェアは現実的な選択肢となっており、オープンソース選択肢が買収後も提供されることを保証する必要があるという。

    追加の調査では、OracleがMySQLをオープンソースのデータベースとして開発する要因など、いくつかの項目を詳しく調べる。

    ECの追加調査期間は90営業日で、最終判断は2010年1月19日に下す予定だ。

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