「WS-QL/R5シリーズ」

バッファローは、OSにWindows Storage Server2003 R2を搭載し、RAID5対応した法人向けNAS、TeraStation WS「WS-QL/R5シリーズ」を発売した。

RAID5は、パリティ情報とデータを複数のHDDに分散しながら書き込む方式で、1台のHDDが故障しても、パリティ情報と残りのデータから復旧することができる。

2TB、4TBの2機種をラインナップがあり、2TBが15万8,000円(税別)、4TBが19万8,000円(税別)となっている。出荷開始は9月中旬の予定だ。

「WS-QL/R5シリーズ」は、Windows Storage Server2003 R2を搭載することにより、Windowsとの親和性がよく、Active Directoryドメイン環境であれば、Active Directoryに登録されているアカウント情報を利用して、ファイルやフォルダに対するアクセス制限をかけることができる。

共有フォルダに関しては、管理者が設定したスケジュールに基づいて、自動でコピーを作成できるほか、HDDの全部または一部のデータの状態を記録する「シャドーコピー」を、サーバー・アプリケーションを停止させずに行うことができる。

NASの内部には、4台のHDDを内蔵しており、電源ONのままHDD交換できるホットスワップに対応しているほか、複数のHDDをまとめて仮想的な単一ドライブとして扱うこともできる。