Alberto Torres氏

フィンランドNokiaは8月27日(フィンランド時間)、組織再編計画として新たに「Solutions」事業部を設けることを発表した。端末とサービスの統合を強化するためのもので、新事業部のトップには端末部門の幹部が就任する。

Solutions事業部は10月1日より活動を開始する新事業部。端末とユーザー向けサービスを提供するだけでなく、2つを統合し、包括的なソリューションとして提供することを目的とする。Nokiaの端末とサービスのポートフォリオと連携し、エンドツーエンドのソリューションを作成し、配信する。これにより、コンシューマエクスペリエンスの改善を図るとしている。

新事業部のトップには、デバイスカテゴリ管理のトップを務めるAlberto Torres氏が就任する。Torres氏はVertuの社長を務めたこともある人物で、2004年にNokiaに入社した。Nokiaは同時に、Torres氏が10月1日付けでNokiaの取締役に就任することも発表している。

シェア4割近くを持つ携帯電話メーカーのNokiaはここ数年、「iPhone」でモバイルに進出した米Appleなどと激しい戦いに直面しており、サービス事業にシフトするとともに、ネットブック進出など端末カテゴリを強化している。今回の新組織について、同社のCEO、Olli-Pekka Kallasvuo氏は、「企業としての変化のペースを加速し、スピード、柔軟性、イノベーションを増強することでコンシューマのニーズを満たす」と説明している。