2万人の鼓動TOURSミュージカル『赤毛のアン』の東京公演が27日にスタート。会場となる新宿文化センター(東京・新宿)にて、主役のアンを演じる島谷ひとみが舞台前に会見に出席した。

デビュー10周年の節目の年に「小学生の役をやらせて頂いて驚いています(笑)」と島谷

8月16日の北海道公演を皮切りに、東北・九州・近畿地方など8都市を駆け抜けてきた『赤毛のアン』もとうとう27日・28日の東京公演で千秋楽を迎える。同公演では公演が行われる地方ごとに地元出演者オーディションを開催。東京公演では、3月に行われた関東ブロックオーディションで418名から選出された9歳~18歳までの13名がプロの役者たちと共演し、多くの人に愛されてきた不朽の名作を演じあげる。

同作の主演を務めて三年目となる島谷は、「やればやるほど深いですね。この舞台では、嬉しいとか悲しいとか、同じ感情をお客さんと共有できることが嬉しいです」と話し、「この作品に出会ってよかったなと、本当に感謝しています」とすっかり"アン"に魅了された様子だ。

全国主要8都市で上演した今回は「各地方まんべんなく、いろいろ食べました。私が広島出身なので、毎年お好み焼きをキャストの方と一緒に食べに行ってます」(島谷)

28日が最終日となるステージに、「私の夏休みが終わってしまうような寂しい感じです。普段の生活に戻る感じがしますね」としながらも、舞台後には「歳相応の恋がしたいなと思っています。アラサーという言葉がありますが、"もう30"じゃなくて"まだ20代"と表現してほしいです(笑)」と"28歳"という年頃を意識した今後の抱負? を語っていた。

オーディションで選ばれた全国の「市民代表チーム」は、赤毛のアンの原題(Anne of Green Gables)にちなみ「TEAMグリーン・ゲーブルズ」と呼ばれる