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米Googleが株式上場(IPO)を果たしたのが2004年の8月19日、いまからちょうど5年前のことになる。当初85ドルだった当社株価はその後も順調に伸び続け、2007年11月には過去最高となる747.24ドルをつけ、Cisco Systemsを抜いてシリコンバレー企業でNo.1、IT業界全体でもIBMを抜いてMicrosoftに次ぐNo.2の時価総額企業となった。その5年の軌跡を簡単に振り返ってみよう。
グラフの推移を見ていくと、多少の前後はあるものの2007年11月までほぼ一直線に株価が上昇し続けていることがわかる。折しもIPOブームで多数の企業が市場に参加しており、世間で最も注目された企業であるGoogleがこれだけ順調に伸び続けても不思議ではない。ピーク時での時価総額は2,000億ドルを大きく突破し、上場から3年ほどの間に数多くのGoogle長者と呼べる人々が登場し、そうした人々がGoogleを離れて業界での次の新天地を求めてシリコンバレー界隈に散っていった。
転機が訪れたのはサブプライムショックに端を発する一連の世界不況だ。Google株価は400ドル台前半と40%近い急落を経験し、その後一時的に持ち直すものの、やはり2008年9月のリーマンショックで再び下落に転じている。急転直下のGoogle株価が底をつけたのはピークだった2007年11月から1年後の2008年11月で、このときの株価は247.30ドルだった。その後は再び上昇を続け、2009年8月19日現在の終値は443.97ドル、1,406億ドルとなっている。だが現状のニューヨーク株式市場は業績の実態以上に株価が過大評価されているという意見が根強く、去年のリーマンショックと同様に再び大きく減少に転じる可能性がある。
以上が過去5年のGoogle株価の推移だ。この間にもYouTube買収やDoubleClick買収、そしてYahoo!との提携計画やMicrosoftとの対決など、さまざまなイベントがあったものの、株価そのものに大きな影響を与えていないというのが筆者の印象だ。それだけGoogleのコアビジネスが現時点で盤石であり、むしろ株価の増減は世間の荒波に翻弄されているだけという印象がぬぐえない。
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