10月10日より公開の映画『ATOM』の日本語吹き替え版で、主人公アトムの声を担当した上戸彩が18日、都内スタジオで公開アフレコ収録を行った。

『ATOM』の公開アフレコ収録を行った上戸彩

手塚治虫の代表作でもある『鉄腕アトム』の劇場版となる同作。アメリカ版ではフレディ・ハイモア、ニコラス・ケイジなど豪華な俳優陣が声優を務めているが、日本語吹き替え版も主人公のアトムに上戸彩、テンマ博士に役所広司が担当するなど、アメリカ版にも劣らない豪華なキャスト陣が勢揃いしている。

これまでのアフレコ作品の中でも同作は一番力が入ったという上戸は「世界的なヒーローでもあるアトムの声ができて、嬉しいです。実際にやってみて、大変でしたが楽しかったですね。この映画は泣けるストーリー。最後のテンマ博士とアトムの絆に思わずウルッと来ちゃいます」とPRした。

この日、上戸はパーマをかけたボブカットにイメチェンしたヘアスタイルで登場。これについて聞かれると「アトムに合わせてみました、ってのは嘘ですが(笑)」と冗談を飛ばしつつ、「大人っぽくなったと言われて凄く嬉しいんですけど、明日また美容院に行きます。アトムの髪型に? う~ん、それはないかな。アトムだけの世界だから(笑)」と話した。さらに「アトムのパワーが使えるなら、嫌いな人をバーンって飛ばしたい(笑)。今はいないですけどね(笑)」と笑顔を見せていた。

「アトムはほとんど戦ってたり耐えてたりするし、台詞も結構あったので、声が枯れちゃいました。アトムの顔を見ながら台詞をしゃべると、自分の中でも少年を意識した声が出てきましたよ」と上戸

映画『ATOM』は、10月10日より新宿ピカデリーほかで全国ロードショー。