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Journal of pmichaud (6013)においてPatrick Michaud氏が、Perl 6のリリース時期について言及している。Patrick Michaud氏はPerl 6の設計と実装に関してリリースマネージャに近い立場にある。氏は2010年4月を目処にPerl 6の実装を公開したいと説明している。
Perl 6のリリース時期を明示的に示したのには大きくみて2つの理由がある。ひとつは、「いつPerl 6がリリースされるのか」という、これまで繰り返しおこなわれてきた質問に対して明示的な回答を示しその煩わしさを解決するということ。もうひとつはPerl 6の公開時期を示すことで、Perl 6を使ってみたいと考えている開発者へ意思表示をしておくことにある。
2010年4月に公開が予定されているバージョンは、Perl 6仕様のうちいくつかを実装したものになる。すべての機能を実装したものではないため、どちらかといえばPerl 6のサブセット実装が公開されることになる。「useful releases」または「usable releases」という言葉が使われているところにその意図が感じられる。あくまで扱いやすいサブセットであって、Perl 6のすべてではないというニュアンスだ。どの機能を取り込み、どの機能は取り込まないかは、今後検討していくことになるという。Perl 6をはじめるのに適した機能を取り込む方向性にあるようだ。
すべての機能を実装していない状態でリリースに踏み切る背景には、実際にPerl 6サブセットを使った開発者からフィードバックを得て、Perl 6開発につなげていきたい狙いがあるという。なお、実装が完成したバージョンではないという点をはっきりさせるため、Perl 6という名称でのリリースではなく、「Rakudo Star」という名称でのリリースになるだろうという説明がある。
Perl 6に関する議論は2000年ごろには登場していた。Perl 6の実装系はほかにもリリースされているが、Patrick Michaud氏の取り組みはいわば正式な後継バージョンだ。2010年4月に次期Perl 6実装のベースになるとみられる実装がリリースされるということは、議論がでてから10年かけて開発者のもとへPerl 6実装系が登場することになる。仮想マシンにはParrotが採用される見通し。
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