富士通四国システムズは3日、思い込みや些細な管理ミスからの情報漏えいを防止するセキュリティ対策診断ソフト「DOEXPRESS Security V3.0 L04 」の販売を開始した。製品はイントラ版 / ASP版 /mini版などが用意される。イントラ版の価格は以下のとおり。

DOEXPRESS Security V3.0(10ライセンス) 40,000円年額
DOEXPRESS Security 校内フリーライセンス(1年間) 78,000円
DOEXPRESS Security 校内フリーライセンス(2年間) 156,000円
DOEXPRESS Security 校内フリーライセンス(3年間) 230,400円
DOEXPRESS Security 校内フリーライセンス(4年間) 300,000円
DOEXPRESS Security 校内フリーライセンス(5年間) 367,800円

製品は、企業などで利用されるクライアントPCにおいて、ウイルス関連 / パスワード関連 / ネットワーク関連 / 暗号化・パソコン関連という大枠4つのカテゴリに分類された項目を、企業内のポリシーに基づいて診断することができる。

具体的な項目としては、WSUS(WindowsUpdate)が適切に行われているかどうか、BIOSパスワードの設定の有無、ウイルス対策ソフトのサポート有効期間のチェック、定時ウイルススキャンの設定の有無、HDDの暗号化の有無、スクリーンセーバー設定の有無、共有フォルダ設定のチェック、Winnyなどファイル交換ソフトのチェックなど多岐にわたる項目を診断。思い込みや、些細な管理ミスから発生する情報漏えいなどのセキュリティ上の事故の防止に一役買うソリューションとなる。

V3.0L04では、サポートOSにWindows Vista SP2 / Windows Server 2008 SP2が追加されたほか、ウイルス対策ソフトの対応のTrendMicro ビジネスセキュリティ5.0 / 5.1が追加、対応禁止ソフトにAresGalaxy / Gnucleus / Phex / Profes / Soulseek / うたたね、などのファイル共有ソフトが追加、ブラウザ診断にInternet Explorer 8が追加されるなど、対応ソフトが増加している。そのほか、簡易診断用のCD作成機能が搭載され、持ち込みのPCや自宅の私有PCなどの診断も可能になった。