ソフトバンクは30日、2010年3月期の第一四半期(4-6月)決算を発表した。売上高は前年同期比2.9%増の6,663億3,400万円、営業利益は同27.3%増の1,082億9,000万円の増収増益だった。ソフトバンクモバイルの通信料収入や携帯端末の売上増が貢献した。

四半期ベースの営業利益が1,000億円を突破したのは創業以来初めて。経常利益は前年同期比45.2%増の787億9,700万円、四半期純利益は前年同期比41.4%増の273億8,300万円だった。

事業別に見ると、移動体通信事業の売上高は前年同期比9.3%増の4,073億円、営業利益は前年同期比36.1%増の602億円で増収増益。ブロードバンド・インフラ事業の売上高は前年同期比10.5%減の538億円、営業利益は前年同期比32.7%増の139億円だった。

また、固定通信事業の売上高は前年同期比1.9%減の867億円、営業利益は前年同期比337.6%増の34億円だった。ヤフーなどインターネット・カルチャー事業の売上高は前年同期比4.5%増の651億円、営業利益は前年同期比3.8%増の317億円だった。