ニコンは30日、「D3」シリーズ、「D700」のニコンFXフォーマットカメラに対応する望遠ズームレンズ「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II」を発表。発売は11月を予定しており、価格は315,000円。

望遠ズームレンズ「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II」

AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR IIは、プロフェッショナル、ハイアマチュアユーザー向けの大口径望遠ズームレンズ。静粛性に優れるオートフォーカスが可能な超音波モーター(SWM)を搭載したほか、新規光学設計により、周辺光量、周辺光学性能の向上を実現している。また、ナノクリスタルコートを採用し、ゴースト・フレアを低減。約4段分の手ブレ軽減効果をもつ「手ブレ補正(VRII)」も備えている。

レンズ構成は16群21枚(EDレンズ7枚、ナノクリスタルコート)。焦点距離は70-200 mm。最大絞りはf/2.8で、最小絞りはf/22。絞りの羽根枚数は9枚(円形絞り)。画角は34度20分-12度20分(DXフォーマットカメラ装着時:22度50分-8度)。最短撮影距離は1.4m(全域)。フィルター径は77mm。本体サイズは約87×209mmで、重さは約1,540g。段差をなめらかにつないだ外観にしたことで、全長を従来モデルより約6mm短縮させている。