定期船「おがさわら丸」

小笠原海運は、9月11日~16日に南硫黄島、硫黄島、北硫黄島の3島を巡る特別クルーズ「おがさわら丸で行く 硫黄島クルーズ」を実施する。申込みは8月28日まで。

今回で7回目となる同企画は、本州でほとんど見ることのできない海鳥に出会える機会がある、バードウォッチャーに好評な年1回の特別クルーズ企画。定期船「おがさわら丸」を使用し、南硫黄島、硫黄島、北硫黄島の3島クルーズしながら(島には上陸しない)、船上から海鳥や島を見物をする。クルージングでは、日本のごく一部にしか生息しないといわれる珍鳥「アカオネッタイチョウ」「クロウミツバメ」の生息地域を回る予定。また、硫黄島沖にて献花と汽笛にて慰霊も行うとしており、硫黄島に関心がある人にとっても貴重な機会だとしている。

船上からの北硫黄島

硫黄島

宿泊予定地である小笠原諸島最大の島、父島では各分野の解説員が乗船し、バードウォッチングやホエールウォッチングなどの際にレクチャーを行う。そのほか小笠原諸島では、ジャングルトレッキング、イルカウォッチングなどもオプションで体験することができる。

同クルーズの参加費は大人1名が5万5,000円、学生が4万8,000円。発着は東京・竹芝桟橋。行程中の食事および9月13・14日の父島もしくは母島での宿泊は各自手配・負担となる。募集人員は200名(最少催行人員80名)。同クルーズの詳細は同社サイトに記載されている。