アラサー世代のマネー事情、マルチ運用派と普通貯金派で貯蓄額に差

    笠井美史乃  [2009/07/30]

    ソニー銀行は、25~34歳の未婚の有識者男女600人を対象に「マネーに関する実態調査」を行った。それによると、回答者の半数以上が普通預金以外の貯蓄・資産運用を行っていることがわかった。

    昨年と比べて給与が「上がった」のは全体の23.5%で、約半数が「昨年と同等」、「下がった」も2割を越えた。こうした状況の中、将来の目標や目的のために普通預金以外の貯蓄・資産運用を行っている人(マルチ派)は53.7%に上った。

    その理由については、男女とも「将来、老後への漠然とした不安」が最も多かったが、女性では「旅行」、男性では「貯蓄や資産運用が趣味」「マーケットや経済の勉強のため」が多いという差も見られた。現在の貯蓄額については、普通預金のみの人では6割近くが「100万円以下」と回答したのに対し、マルチ派は100万円以上が7割を超えた。1,000万円以上という回答も11.5%あった。

    普通預金のみの「シンプル派」と、金融商品を含む貯蓄・資産運用を行う「マルチ派」の貯蓄額比較

    具体的な資産運用の内容については、男女とも「円定期預金・定額貯金」がトップだが、特に女性では約69%と男性より10ポイント以上多かった。反対に株式やFXなどの積極的な金融商品については、男性が突出して多い結果となった。

    普通預金以外の貯蓄・資産運用の内容。人数:全体322人(男性175/女性147)

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