米Atmel、宇宙向けに対放射線強化したSPARC V8プロセッサを発表

ニュース
トップ

米Atmel、宇宙向けに対放射線強化したSPARC V8プロセッサを発表

大原雄介  [2009/07/29]

米Atmelは、宇宙向けに対放射線強化を施したSPARCプロセッサとして、「AT697」の「Revision F(AT697F)」を発表した。AT697Fは全温度レンジで100MHz動作し、90MIPSの処理性能を0.7Wの消費電力で実現する。

AT697Fは以下の環境での動作が保障されている。

  • 合計300Kラドの被爆テスト
  • 一過性のエラーに対する抗堪性(最悪ケースでも5~10エラー/デバイス/日以下)
  • 95MeV・平方cm/mg、125℃の環境でエラーが発生しない

AT697FはESA(European Space Agency)のLEON2-FT(Fault Tolerant)モデルをベースとしたデザインで、対放射線強化と三重のモジュール冗長性、EDAC(Error Detection and Correction)とパリティによる保護が施されている。ESAがこの製品設計をサポートしている。

また、Dhrystone 2.1で90MIPS、Whetstoneで23MFLOPSの性能を実現しており、性能/消費電力比は150MIPS/Wと、この種のプロセッサとしてはかなり良い数値となっている。また従来Atmelが提供してきたSPARCプロセッサとのソフトウェア互換性も維持されている。加えて、90MHzで動作するSDRAMインタフェースの効率も改善された。

AT697FはMCGA394とMQFP256の2つのパッケージで提供されるが、どちらのピン配置も既存モデルである「AT697E」と互換である。すでに全モデルのサンプル出荷が開始されており、量産は2009年12月を予定している。

関連したタグ


ITセミナー

一覧

注目特集

関連記事

関連サイト

新着記事

特別企画

一覧

    人気記事

    一覧

    イチオシ記事

    新着記事

    福岡で見つかったカメ化石は新種だった
    [21:10 1/26] テクノロジー
    【レポート】日本HP、法人向けタブレット8モデルを一挙に発表 - 注目はノートに書いた内容をデジタル化できる8型/12型タブレット
    [21:06 1/26] パソコン
    【コラム】山田祥平のニュース羅針盤 第43回 変わることを目指す日本HP、最重視するのは「モビリティ」
    [21:04 1/26] パソコン
    私が出るしかないかもしれん、等身大のシャア専用ザクが東京のオフィス襲来
    [21:00 1/26] ホビー
    16年の歳月をかけてつくられた青森の黄色いりんご「トキ」のジュースが発売
    [20:51 1/26] ライフ

    特別企画

    一覧