VersaPro UltraLite タイプVC FOMAハイスピード対応モデル

NECは22日、NTTドコモが提供する新規格「HSUPA」対応通信モジュール内蔵ノートPC「VersaPro UltraLite タイプVC FOMAハイスピード対応モデル」を発表した。最小構成価格は168,000円で、発売はすでに開始されている。

HSUPAは、受信最大7.2Mbps、送信最大5.7Mbpsという高速通信が行えるNTTドコモの新規格。従来規格であるHSDPAよりも最大送信速度が約14倍に向上している。「VersaPro UltraLite タイプVC FOMAハイスピード対応モデル」は、このHSUPAの通信モジュールを内蔵しているため、通信カードの抜き差しがなく、破損・紛失といった心配がなくなっている。

12.1型ワイド液晶を搭載しつつも、最軽量構成の重量は906g。それでいて、バッテリ駆動時間は最長で12.5時間を実現している。天板の面加圧では150kgf、点加圧でも25kgfという堅牢性の高さも特長だ。

最小構成時の主な仕様としては、CPUがIntel Celeron 超低電圧版 723(1.20GHz)で、チップセットはMobile Intel GS45 Express。メモリは1GBでHDDは80GB。12.1型ワイド液晶の解像度は1,280×800ドット。OSはWindows Vista Businessとなる。

その他の機能としては、USB2.0×4、D-Sub15ピン、PCカードスロット(TYPE I/II)、SDメモリーカードスロット、10/100/1000BASE-T有線LANなどを装備する。

BTOに対応しており、CPU、メモリ、ストレージ、OS、無線LANの有無などは自由にカスタマイズすることができる。

サイズはW283×D210×H25~29.8mm。