富士通は、PCサーバ「PRIMERGY」のラインナップに、国際エネルギースタープログラム・コンピュータ基準Ver5.0に対応した1WAYタワー型エントリーサーバ「TX100 S1」など、タワー型サーバ3機種を追加した。

「PRIMERGY TX100 S1」は、OSに「Windows Server 2008 Foundation」をインストールした15名以下の小規模オフィス向けの1WAYタワー型エントリーサーバ。最小構成での仕様は、CPUがIntel Pentium E5200(2.5GHz)、メモリ1GB、HHDレスで、OS込み62,000円から。

「PRIMERGY TX200 S5」および「同TX300 S5」は、Intel Xeon 5500番台を搭載する2WAYタワー型/ラック型サーバ。価格はTX200 S5が172,000円から、TX300 S5が242,000円から。

「PRIMERGY TX100 S1」

「PRIMERGY TX200 S5」

「PRIMERGY TX300 S5」

なお、新製品の発売にあたり、9月30日までの期間限定で、「エコで快適!ITコスト削減キャンペーン」を実施する。顧客より要望の多い構成を、購入しやすい価格で提供するというもの。キャンペーンモデルの一例として、TX100 S1のIntel Celeron 430(1.8GHz)、メモリ1GB、HDD160GB、Windows Server 2008 Foundationなど搭載の構成で、WEB MART価格が79,800円。

■新機種希望小売価格(最小構成時)、および提供時期
製品名 仕様 希望小売価格(税別) 提供時期
TX100 S1 CPU:Pentium E5200(2.5GHz)×1、メモリ:1GB、HDD:なし 62,000円から 7月22日
TX100 S1 CPU:Pentium E5200(2.5GHz)×1、メモリ:1GB、HDD:500GB×1、OS:Windows Server 2008 Standard ※国際エネルギースタープログラム対応タイプ 176,000円から 7月29日
TX200 S5 CPU:Xeon E5502(1.86GHz)×1、メモリ:1GB、HDD:なし 172,000円から 7月22日
TX300 S5 CPU:Xeon E5502(1.86GHz)×1、メモリ:2GB、HDD:なし 242,000円から 9月10日

そのほか、2009年4月に発表を行った2WAYラック型サーバ「PRIMERGY RX300 S5」に、ヴイエムウェア社より発表された最新サーバ仮想化ソフトウェア「VMware vSphereTM 4 Standard」をバンドルしたタイプも提供すると発表されている。