シックス・アパートは7月8日、Webサイト管理ソフトウェアの最新版「Movable Type 5」を発表した。同製品のベータ版は8月上旬に公開され、10月に正式な製品出荷が予定されている。
同製品の特徴の1つは、前バージョンのブログソフトウェア「Movable Type 4」から、Webサイトの構築・運営・管理を支援する機能が強化され、「ソーシャル・パブリッシング・プラットフォーム」として進化している点だ。
代表取締役を務める関信浩氏は、「CGM(Consumer Generated Media)向けのメディアとしてSNSやTwitterが注目を集めているが、これらだけでは足りない。SNSという閉じられた世界をTwitterなどのソーシャルサービスがブログなどのコンテンツに結び付けてはじめて、"ソーシャルWeb"が成立する」と、CGMにおいてブログがキーとなるテクノロジーであると強調した。
同氏はMovable Type 4もブログを越えたCMSとして提供していたが、さらに同製品においてWebサイト全体の設計を可能にする機能を追加するなど、Webサイト全般を管理できるソフトウェアとして強化されたと説明した。
これまでのMovableでは「何でもできる」が実現されていたが、同製品では「誰もができる」を実現していく。具体的には、Webサイト・コンテンツ管理・テーマという3つの領域から基盤を強化する。
Webサイトについては、構造的に管理できるよう、「WebサイトにWebページやフォルダを直接作成」、「Webサイト配下のブログをまとめて管理」、「テンプレートの共有」、「Webサイトのコンテンツをまとめて表示」といった機能が追加される。
テーマとは、Webサイトの見栄えをデザインするテンプレート、コンテンツの内容を定義するカスタムフィールドやカテゴリーをまとめて保存したもの。Webサイトやブログにテーマを適用すると、「デザインの適用」、「カテゴリーやフォルダの追加」、「ウィジェットの追加」などが自動で行われるようになる。
CMSについては、ブログの記事、Webページ、テンプレートの更新履歴の管理が可能になる。加えて、ブログ記事やWebページの投稿画面に独自の入力項目を追加できるカスタムフィールドが、カテゴリーに連動して、各項目の表示をオン・オフできるようになる。
同製品のもう1つの特徴は、パートナーからの要望にこたえる形で、ライセンス体系を大幅に変更された点だ。同氏によると、「これまではユーザー数ベースでライセンスを購入する必要があったため、企業においてコストの見積りが難しく、ライセンスの管理が煩雑だった」という。
こうした状況を改善するために、同製品のライセンスは、1サーバに5ユーザーが付いた「基本ライセンス」(6万3,000円)、1サーバにユーザー数無制限の「サーバーライセンス」(12万6,000円)の2種類となっている(いずれも税込)。
正式出荷日までのキャンペーンとして、先行特価(基本ライセンス5万2,500円、サーバーライセンス10万5,000円・税込)で、販売が行われる。
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