STARCら、電源電圧0.5Vで駆動するLSIの開発を産学連携で開始

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STARCら、電源電圧0.5Vで駆動するLSIの開発を産学連携で開始

  [2009/07/07]

半導体理工学研究センター(STARC)、東京大学、慶應義塾大学は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業「極低電力回路・システム技術開発(グリーンITプロジェクト)」を受託、産学連携の体制によるプロジェクトを開始したことを明らかにした。

同プロジェクトにおけるSTARC支援企業は、以下の9社で、各企業よりSTARCに研究員を派遣して同プロジェクトに参加する。

  • 富士通マイクロエレクトロニクス(FML)
  • NECエレクトロニクス
  • パナソニック
  • ルネサス テクノロジ
  • シャープ
  • ソニー
  • 東芝
  • 富士通
  • 日立製作所

また、STARCは同プロジェクトの遂行にあたり、神戸大学と共同研究を行うことでも合意している。

プロジェクトは、LSIの消費電力を1/10にすることを目標とし、ロジック、メモリ、アナログ、電源、無線/チップ間ワイヤレス回路・システム技術を研究開発するとしており、電源電圧を0.5V以下に下げることを目的とした取り組みを行うという。

今回のプロジェクトの電源電圧目標(オン電圧を下げるとしきい値のバラつきの影響を受けやすくなるため、しきい値を制御する必要が従来以上に高まる)

具体的には、回路・システム技術の観点から、バラつき対策などを支援企業9社および3大学が産学連携の体制を組み研究開発を進める。デバイス技術としては、主に65nm、45nmレベルの標準CMOSプロセスを想定することで、多数の企業での量産化への道を開くとする。また、開発される低電力技術の中には、0.5V以上の電源電圧でも有効な技術も含まれるため、電源電圧によらず低電力化を進め、産業競争力の強化を図りたいとしている。

なお、研究場所としては、東京大学内に極低電力LSIラボラトリの開設を予定しており、集中研方式として、技術者を結集させ、連携することで、個別開発では起き得ない相乗効果の発生を狙うほか、技術者の育成も図っていくという。

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