NECとマイクロソフトは、ソリューション事業での協業を拡大し、両社合わせて約100名規模のSI協業推進チームを組織し、企業等を対象とした提案・販売を共同で展開すると発表した。

SI協業推進チームは、製造・流通・官庁・公共・金融・通信メディアなどを対象とする各業種専門チームと各ソリューション開発チームから構成され、共同でマーケティング・販売・システム構築・運用を行い、マイクロソフトのWindows Server 2008やSQL Server 2008等と、NECのIAサーバ「Express5800シリーズ」、ストレージ「iStorageシリーズ」、ミドルウェア・アプリケーションソフトウェアなどの両社の製品・技術を組み合わせたシステムモデルで標準化し、業種共通のソリューションとして、構築・導入を図る。

第一弾として、Windows Serverベースのシステムニーズが高まるBI/DWH、SAP向けERPソリューション、グループウェア刷新ソリューション、仮想化ソリューション、中堅企業向け高可用性(FT)システムソリューションの5種の業種共通ソリューションを7月より販売開始し、順次メニューを拡充していくという。