マイクロソフトは、Windows Server 2008 Datacenterを利用するユーザー向けに、稼働監視を行うOperations Manager、仮想環境管理のVirtual Machine Manager、構成管理のConfiguration Manager、データバックアップ/リカバリーのData Protection Managerのエンタープライズサーバ管理ライセンスから構成される、統合運用管理ライセンス「System Center Server Management Suite Datacenter(SMSD)」を発表した。SMSDでは、4製品を個別に購入した場合の約半額で購入することが可能だという。

これは、従来の「System Center Server Management Suite Enterprise(SMSE)」を、CPU単位課金に変更したもの。仮想化インスタンスは無制限で利用できる。

一方、従来の「System Center Server Management Suite Enterprise(SMSE)」は、仮想化インスタンス無制限だったものを、Windows Server 2008 Enterpriseに合わせSMSE 1ライセンスにつき、4仮想化インスタンスまでとし、価格を最大で20%下げた。

SMSDは、Enterprise Agreement、Select、 Open、Open Valueのライセンスプログラムで提供され、CPU単位で課金(最低2CPUのライセンスが必要)。参考価格は、Select ライセンス レベルA ソフトウェアアシュアランス 1年分を含む場合で、15万2,000円(2 CPU分の価格)となっている。

一方、SMSEは、Enterprise Agreement、Select、Open、Open Valueのライセンスプログラムで提供され、物理サーバ単位で課金。参考価格は、Select ライセンス レベルA ソフトウェアアシュアランス 1年分を含む場合で、12万1,500円となっている。