バンダイナムコグループのシー・シー・ピーは、超小型ジャイロセンサーを搭載した赤外線コントロールの『ジャイロビー』を開発。7月下旬に発売すると発表した。価格は5,754円。

ジャイロセンサーを搭載した赤外線コントロールの『ジャイロビー』

本体と専用コントローラー

室内用赤外線コントロールヘリコプター『HoneyBee(ハニービー)』シリーズでお馴染みの同社は、今回発表した『ジャイロビー』にデジカメの手ブレ補正にも使われる高性能ジャイロセンサーを搭載することにより、飛行中の機体のブレを検知・自動補正。プロペラ駆動を制御してブレを打ち消すことにより、安定飛行に加えて、コントローラーからの指示を正確に実行することが可能になった。

この安定性により、ヘリコプター最大の特徴であるホバリング性能が格段に上がったほか、コントローラー操作に呼応する機体の動きにもブレがなくなったとしている。また、センサーを搭載しても機体サイズは、従来のハニービーモデルとほぼ同じ全長約16cmを維持している。ちなみに重量は約18g。

より鋭角なターンも可能となった(画像はイメージ)

操作は、3チャンネルで前進・上昇下降・ホバリング・左右回転が可能。従来の3チャンネルモデルでは、前進はボタンによる操作だったが、ジャイロビーではすべてレバーで操作するため、よりスムーズで本格的な操縦が楽しめる。機体には発泡スチロールではなくプラスチック素材を採用し、質感が高まった。また、飛行中にLEDライトが点灯、コントローラーから充電プラグを接続するだけで本体内蔵のリチウムポリマー充電池を充電できる仕様は、従来のハニービーと同様となっている。

『ジャイロビー』飛行動画