Google Chromeをより一般的なものにするための3つのポイント

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Google Chromeをより一般的なものにするための3つのポイント

杉山貴章  [2009/07/01]

Google製のWebブラウザ「Google Chrome」は、2008年9月に最初のバージョンがリリースされて以来、急速にそのシェアを広げつつある。しかしながら、同Webブラウザのユーザのほとんどがアプリケーション開発者をはじめとするITの専門家であり、それ以外の多くのインターネットユーザは「Chrome」の名前すら聞いたことがないと言うだろう。

このGoogle Chromeをより一般的なものにするために必要なことは何だろうか。これについて、Craig Buckler氏がSitePointにHow Can Google Chrome Become More Popular?という記事を投稿している。

ポイントは3つ。まず第1に名前を変えること。「Chrome」という名前はある種のギークにとってはなじみ深いものかもしれないが、多くの一般人にとっては意味不明な単語だ。Buckler氏の主張は、他のGoogle製品(たとえばGoogle MapsやGoogle Docs、Gmailなど)のように、より一般的な単語を使った方がいいだろうということだ。同氏は「Google Internet」「Google Web」「G-Internet」などの名称を提案している。

第2に、Chromeをデスクトップにプリインストールしてしまうこと。そのための方法としては、PCメーカーとの提携やGoogle Desktopなどのソフトウェアと連携させてしまうことが考えられる。また、GoogleのホストするWebサイト上で積極的に宣伝することも有効だとCraig Buckler氏は指摘している。

同氏のこの2点の主張は、一般のインターネットユーザのほとんどが"Webブラウザ"が何であるかを認識していないという調査結果に基づいている。人々は「インターネット」と「インターネットエクスプローラ」(あるい他のふだん利用しているWebブラウザ)の区別すらついておらず、Webブラウザについては単に"デスクトップにあるアイコン"程度の認識しかない。したがって「インターネット=Google Chrome」のように認識させてしまうのが普及のための一番の近道だというのは理に適っている。

第3のポイントは、シンプルさを保つということ。同氏によれば、一般ユーザに対して有効宣伝は「Chromeはインストールしやすくて、より簡単で、より速い」という点のアピールに集中することだという。セキュリティや安定性も重要だが、それらをアピールポイントとして強く意識しているユーザはそれほど多くないとのことだ。

もっとも、Buckler氏の主張はあくまでもGoogleがChromeの主要ターゲットとして(開発者やパワーユーザー以外の)一般ユーザを想定した場合のものと言える。あるいは、Googleがそもそもシェア拡大を第1目的としてChromeを公開しているのかという点も疑問が残る。とはいえ、Chromeに限らず「Webブラウザのシェアを獲得するために必要なこと」という点では大いに参考になる指摘ではないだろうか。

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