ネットジャパンは、独Cultured CodeのMac OS X向けToDo管理ツール「Things Mac」のダウンロード販売を開始した。価格は、シングルライセンスのダウンロード版が5,460円、同一住所の家族5人までが使用できる「ファミリーパックライセンス」が8,190円。

「Things Mac」

Things Macは、GTD(Getting Things Done)の考えを取り込みながらも、手順をシンプルにデザインすることで親しみやすく、すぐに使い始められ、そして使い続けられるよう設計されたToDo管理ツール。近年のライフハックブームの火付け役とも言えるGTDは、デビッド・アレン氏によって提唱された仕事術で、気になること、やるべき仕事、覚えておかなくてはいけないことなどすべてをいったん頭の中から外に出すことによって、思考をクリアにし、目の前の仕事に集中することでタスク処理の効率を高めるというもの。

タスクをすばやく入力できる「クイック入力HUD」

タスクの書き出しや素早い追加を可能とする半透明のクイック入力ディスプレイ「クイック入力HUD」が採用されているほか、ToDoへのタグ付与、プロジェクト/エリアごとに分けての整理、繰り返しToDoの追加などの機能が利用できる。また、予定日がわかっているToDoや、特定の日まで開始できないToDoを「スケジュール」に追加しておけば、予定日が近づいた時にThings Macが通知する機能も用意されている。さらに、iCalとのシンクロも可能だ。

対応OSはMac OS X 10.4.11以降(iCalとのシンクロやEメールとのリンクはMac OS X 10.5以上が必要)。

このほかiTunesのApp Storeにおいて、iPhone/iPod touch向けの「Things」も配信されている。価格は1,200円で、ファイルサイズは0.7MB。動作環境はiPhone OS 2.2以降(iPhone OS 3.0テスト済み)。Things MacとiPhone/iPod touch向けThingsは、ローカルのWi-Fiネットワークを通じた同期に対応している。