7月の3連休に8月のお盆休み、秋の"シルバーウィーク"……いよいよ旅行シーズンがやってくる。各地の魅力的なパンフレットを眺めたり、航空券の価格比較サイトを見比べ、無事予約できたらあとは現地へ行くだけ。そう思っているそこのあなた! お土産の準備はちゃんとできてますか?

せっかく旅行先で買ったお土産なのに、あまり喜ばれなかったり、会社の共用スペースの片隅にいつまでも放置されている……なんてことにならないように、ぜひとも皆に好評の、"すべらないお土産"を買おうではありませんか。

今回は夏の観光需要が特に高い沖縄にスポットをあて、沖縄の物産品が集うアンテナショップ「銀座わしたショップ」に取材。店員の方の話を元に人気商品をランキングで紹介! 旅行に限らず、出張時にもぜひ参考にしてみて欲しい。

【友人・家族用】--地元の"味"を堪能できる調味料が人気

【第1位】
渡具知『島ハバネロマヨネーズ』

渡具知『島ハバネロマヨネーズ』630円(300g)

友人や家族へのお土産は、その土地ならではの調味料がおすすめ。『島ハバネロマヨネーズ』は、沖縄県山原産の"島ハバネロ"を、泡盛、島塩(マース)で、種まで丸ごとすり潰したペーストを混ぜ合わせたマヨネーズ。後からピリリと来る辛さが病みつきに。食卓で活用できる調味料のひとつとして、家庭や親しい友人に渡したい逸品。


【第2位】
ヘリオスフードサービス『島唐辛子のオリーブオイル』

ヘリオスフードサービス『島唐辛子のオリーブオイル』1,575円(220ml)

泡盛からビールまで製造している、沖縄の総合酒類メーカー・ヘリオス酒造直営のレストラン「バッカスの胃袋」から生まれた人気商品。沖縄産の唐辛子"島唐辛子"を漬け込んだオリーブオイルで、カルパッチョや、ピザやパスタの香辛料といったイタリア料理との相性が抜群の他、サラダのドレッシングや、炒め物、煮物の隠し味などいろんな用途に使える調味料。


【第3位】
沖縄県酒造協同組合『泡盛古酒ミニチュアセット 一唱三歎』

沖縄県酒造協同組合『泡盛古酒ミニチュアセット 一唱三歎』2,150円(180ml×3本)

沖縄県酒造協同組合が厳選した泡盛古酒の3銘柄『海乃邦』『美ら海紀行』『南風』のミニチュアボトル3本セット。熟成度合いが5年、10年、古酒とバラエティを楽しめるだけでなく、アルコール度数も25度、35度、43度と異なり、強めから飲みやすいものまで、お試し程度に少しずつ味わえるのがうれしい。


【会社用】--個包装のお菓子 & 味は甘すぎないのが勝利のカギ?

【第1位】
お菓子のポルシェ『紅いもタルト』

お菓子のポルシェ『紅いもタルト』6個入735円/12個入1,260入り

会社用には個包装で1人1人配れるものがいいだろう。沖縄の名産「紅いも」を使用したスイーツで久々のヒット商品で、世界的な食のコンテスト「モンドセレクション」で2007年銀賞を受賞した、沖縄の人気洋菓子メーカーが手がける元祖。自然の紅いもの甘さと風味にこだわり、無添加・無着色で、紅いも独特なパサつき感を抑えた口どけのよさと控えめな甘さが無難に万人ウケしそうなお土産。


【第2位】
南風堂『雪塩ちんすこう』

南風堂『雪塩ちんすこう』6個入315円/2×12個入577円/2×24個入1,050円

様々な種類が展開される沖縄銘菓"ちんすこう"と、宮古島産自然塩ブランド"雪塩"が一緒に味わえるコラボレート商品。含有ミネラル成分でギネスに認定された自然塩のマイルドな塩味が、ちんすこうの甘さを上品に引き出すとともに、ショートブレッドのような素朴な食感もオススメ。個袋に2個ずつ入っているので、会社で大勢に配るのにも最適。


【第3位】
オキコ『沖縄ラム酒ケーキ』

オキコ『沖縄ラム酒ケーキ』(約215グラム)880円

沖縄南大東のラム酒製造メーカー・グレイスラムが手がけるサトウキビ汁から作られるラム酒「COR COR AGRICOLE」を40mlも使ったケーキ。内袋を開けた瞬間に酔っ払いそうなほどのラム酒の芳醇な香りが漂い、チーズケーキのような重量感としっとりした食感が大人な味わい。外箱も高級感があり、職場で特別お世話になった人用に最適な一品。


【自分用】--旅行気分をそのままテイクアウト!

【第1位】
海生堂『白なまこ石けん』『黒なまこ石けん』

白なまこ石けん3,675円/黒なまこ石けん4,200円(各90グラム)

自分・自宅用には、もう一度食べたいものや旅行の思い出に浸れるものがいいだろう。数十日の天日干しで精製される沖縄産なまこの濃縮エキス"なまこガマ水"や乾燥なまこの粉末を配合した石けん。顔用の『白なまこ』と頭髪用の『黒なまこ』の2種類があり、どちらも石油化学物質を加えずに、非加熱で乾燥させるなど独自の製法で105日かけて手作りされている。使用後に肌がつるつるになると評判で、実演販売ではすぐに完売してしまう商品。


【第2位】
玉木製菓『味亀』

玉木製菓『味亀』(180グラム)250円前後

沖縄地元民なら誰でも知っている、昔ながらの家庭のおやつの定番。しょうゆと砂糖の甘辛さが病み付きになり、ついつい止まらなくなってしまう、亀の甲羅を模したかたちの揚げせんべい『味亀』。会社用には不向きだが自宅用として、1袋といわず、好きなだけ買っておきたい。


【第3位】
マーミヤ『おにぎりかまぼこ』

マーミヤ『おにぎりかまぼこ』500円

白米と黒米を混ぜて炊いたごはんのおにぎり1個をかまぼこで丸ごと包み込み、主食と惣菜を一体化させた大胆な発想がインパクト大! の沖縄名物。自宅で油で揚げ直したり、蒸すなど再加熱して、沖縄で親しまれる庶民の味をそのままテイクアウトして楽しみたい。


銀座わしたショップの店員の方によると、「最近は、雪塩ちんすこう、ラム酒ケーキなど沖縄の名産をコラボレートした商品が人気。会社用にはやはり、バラ分けできるもの、友人・家族用には調味料系がオススメですね」とのこと。現地でもスマートにお土産を買い、思う存分、旅行を満喫してみてはいかがだろうか。