マツダは25日、ミニバン「ビアンテ」を一部改良し、発売を開始した。価格は213万1500円から278万8000円。

マツダ ビアンテ「20S」 ※i-stop付2WD車

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今回の改良は、「20S」の2WD車にマツダ独自のアイドリングストップ機構「i-stop(アイ・ストップ)」を標準装備。これにより従来モデルより燃費が約7%改善され、10・15モード燃費で13.6km/Lを達成した。「i-stop」は、アイドリング停止時から約0.35秒と素早いエンジンの再始動が可能で、エンジン停止・始動時の振動を抑える設計になっている。

全車にトリップコンピューター(燃費計)とエコランプ、チケットバンド付サンバイザー(運転席)を標準装備し、シートレールに装着して使用するラゲッジフック(フレキシブルフック)を追加。さらに20Sの2WD車と23Sには、横滑り防止機構「DSC」を標準装備した。ボディカラーには、ボルドー系の「ラディアントエボニーマイカ」を追加し、全6色を設定する。

今回の改良で「20S」の2WD車は、アイドリングストップ機構「i-stop」などの装備を充実させたが、車両価格は従来から据え置きとしてるという。また、2.0L 2WD全車は「環境対応車普及促進税制」による減税対象となり、自動車取得税および自動車重量税は、「20S」が75%、「20CS」が50%の軽減措置の対象となる。さらに「環境対応車普及促進対策費補助金」の対象にもなる。

マツダ ビアンテ「20CS」

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ビアンテ「20CS」 インパネ