iPhoneにみるモバイルアプリケーション開発のベストプラクティス

    後藤大地  [2009/06/24]

    The Community Platform For The Future Of Programming

    Avo Reid氏がDobbs Code TalkにおいてMobile Applicaiton Development - Best Practice #1のタイトルのもと、モバイルアプリケーション開発における6つのベストプラクティスを紹介している。モバイルデバイスはデスクトップではないということ述べ、同じスタンスでモバイルアプリを開発しようとしてもうまくいかないと説明。モバイルデバイスには次のようなデスクトップアプリケーションとの違いがあるとし説明している。

    • 制限されたUI
    • 片手での操作
    • 接続と切断を繰り替えす環境
    • 狭い通信帯域
    • オフィスでの作業とはユーザの振る舞いが異なる
    • ユーザのモバイルにおける振る舞いは固定した振る舞いとは異なる

    Avo Reid氏は今日、もっとも優れたモバイルアプリケーションひとつはiPhoneアプリケーションであると述べ、Appleが説明しているユーザインタフェースに関する原則から次の6つのベストプラクティスを紹介している。

    メタファ

    現実世界のオブジェクトや動作をアプリケーションに取り込む。そうすることではじめて使うユーザもすやばくアプリケーションを使えるようになる。たとえばフォルダはメタファの一例だし、iPodではプレーバックコントロールやタッピングコントロール、スライド式ON/OFFスイッチ、ピッカーホイールなどもメタファ

    直接的な操作

    なにか実態のあるものを操作しているという感覚を実現するために、操作中もそのまま見える状態にし、かつ、操作が完了したら即座に反応を返すようにする。たとえばiPhoneのマルチタッチインタフェースはビューの回転、スクロール、リサイズなどを指の操作で実現しており、マウスやキーボードといったデバイスは使っていない

    見て直ぐに使える

    可能なかぎり選択やオプションやリストの形式で使えるようにし、テキスト入力の必要性を必要最小限まで抑える

    フィードバック

    ユーザのアクションに対してはかならず視覚的な変化をもって答えること。音を使ってもいいが、音が使えない環境などで使っている場合でもわかるように、音による反応は視覚的な反応に対する付加的な位置づけにする。またアニメーションを使ってもいいが、それが主体にならないように、そして意味のあるアニメーションを使うこと

    ユーザコントロール

    アプリケーションではなくユーザが動きを制御できるようになっていること。たとえばiPhoneのホームボタンのようにどのアプリケーションもエスケープできる機能などはそのひとつ

    美的基準

    アプリケーションの使いやすさは直接その見た目に関係してくる。アプリケーションのルックスはそのアプリケーションの美しさを計測するものではないが、よく統合されたUIは機能へのアクセスのよさを実現してくれる

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