日本IBMは6月19日、インテル Xeon プロセッサー5500番台を搭載したタワー型x86サーバーの新製品「IBM System x 3500 M2」、およびそのエントリーモデル「IBM System x3400 M2」を発表した。

System x 3500 M2は、中堅企業の基幹サーバーや、大手企業の部門サーバーとしての利用を想定した製品。「最大で従来比3倍の128GBのメモリーが搭載可能」、「同社のラック型x86サーバー/ブレード・サーバーと共通の『統合管理モジュール』を搭載しており、それらと合わせて一元的にシステム管理ができる」、「ハード/ソフトの両面でHDD暗号化機能を提供」といった特長がある。詳細は以下のとおり。

CPU インテル Xeon プロセッサー 5500番台
メモリー 16スロット(最大128GB)
HDD 最大2.4TB(SAS)
価格 35万7000円~
保証 3年間部品/3年間当日オンサイト修理・保証サービス(24時間×週7日)

IBM System x 3500 M2

一方、System x3400 M2は、一般企業の部門サーバーや、流通業の顧客店舗内に設置するサーバとして活用されることを意識した製品。「最大メモリー容量を従来の3倍にあたる96GBにまで拡張」といった特長がある。詳細は以下のとおり。

CPU インテル Xeon プロセッサー 5500番台
メモリー 12スロット(最大96GB)
HDD 最大 4TB(SATA) / 1.3TB(SAS)
価格 27万1950円~
保証 3年間部品/3年間当日オンサイト修理・保証サービス(24時間×週7日)

IBM System x3400 M2

いずれも本日より、日本IBMおよびIBMのビジネス・パートナーから販売され、6月25日より出荷が開始される。