EMCジャパンは6月18日、バックアップ製品群の新版を発表した。

最大の特長は、Oracle Database、Microsoft SQL Serverに対してもデータの重複除外を可能にした点。これにより、両データベースを使用しているシステムにおいてバックアップ用ストレージ容量を最大50分の1まで縮小できるという。

関連する製品は、バックアップソフトウェアの「EMC NetWorker」、バックアップデータの重複除外機能を提供するソフトウェア「Avamar」、バックアップディスク装置「EMC Disk Library」の3種類。データ重複除外以外にも、EMC Disk Libraryにおいてバックアップ環境の監視/レポート作成ツールを同梱、Avamarにおいて対応OS/アプリケーションを拡大、といった強化も行われている。

販売価格は以下のとおり。

製品名 価格
EMC NetWorker 29.9万円~(10クライアントライセンス付)
EMC Disk Library 1200万円~(有効ストレージ容量 4TB)
EMC Avamar 390万円~(Avamar Data Store 1ノード [物理ストレージ容量1TB + 容量ライセンス])

本日より販売が開始される。