動画投稿サイト「ニコニコ動画(ββ)」を運営するニワンゴは17日、音楽著作権を管理するジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)との間で、JRCの管理楽曲の利用に関する許諾契約を結んだと発表した。

JRCは、スピッツやL'Arc-en-Ciel、Mr.Childrenなどの音楽著作権約6,500曲を管理している。今回ニワンゴとJRCは、ニコニコ動画(ββ)とともに、同サイトに閲覧用動画の供給を行っている「SMILEVIDEO」におけるJRC管理楽曲の利用について許諾契約を結んだ。

これによりユーザーは、JRCが管理する楽曲について、自身で演奏したり、自身で演奏したものにあわせて歌ったりした動画作品を「SMILEVIDEO」へアップロードすることなどが可能になる。

ニワンゴではすでに、日本音楽著作権協会(JASRAC)と同様の利用許諾契約を締結。またJRCは、動画投稿サイトの「YouTube」と国内における包括利用許諾契約を締結している。今回のニワンゴとJRCの契約締結により、動画投稿サイトにおける楽曲の利用が一層促進されることになりそうだ。