ネイティブコードをブラウザで実行する「Native Client」が次の開発ステージへ

 

マンデルブロー集合の計算をJavaScriptと比較すると、Native Clientの速さがわかる(ブラウザにはFirefox 3を使用)

Googleは、Webブラウザ上でx86ネイティブコードを実行する処理系「Native Client」の計画をアップデートした。従来の実験的な位置付けから前進し、今後はデベロップメントプラットフォームとして次段階の開発が進められる。

Native Clientは、CPUネイティブコード(マシン語)をWebブラウザ上で実行する処理系。ライブラリ群からなるランタイムと、各種Webブラウザに対応するプラグイン、およびGCCベースのコンパイラツールで構成される。サポートされるOSはWindowsとMac OS X、およびLinux。現在のところ、CPUアーキテクチャはx86系のみ対応するが、将来的にはARMやPowerPCへの移植も検討されている。

Googleは2008年12月にNative Clientを公開して以来、セキュリティコンテストや技術文書の公開も行いつつ、基礎研究に取り組んできた。その結果システムの基礎は安定し、次の実装へ進む段階に到達したと判断されたもの。

計画のアップデートにより、ソースリポジトリは従来の社内向けに設置された研究用のものから、公開用SVNに変更され、あわせてソースコードも再構成される。今後はNPAPI(Netscape Plugin Application Programming Interface)準拠プラグインや、Web Workers(JavaScriptでマルチスレッド処理を可能にする技術)のサポートも視野に入れた開発を行う。また、GoogleのWebブラウザ向け3DグラフィックスAPI「O3D」との統合も検討しているとのこと。

関連キーワード

人気記事

一覧

新着記事

声優・久保ユリカ、2ndシングル「SUMMER CHANCE!!」を8/17リリース! 東京・池袋で発売記念お渡し会を開催
[00:57 9/1] ホビー
Acer、世界初の曲面ディスプレイ搭載21型ゲーミングノートPC
[00:44 9/1] パソコン
ASUS、本体厚8mmのUSB Type-C対応15.6型モバイル液晶「ZenScreen」
[00:40 9/1] パソコン
Acer、エントリーモデルのAndroidスマホ「Liquid Z6」と「Liquid Z6 Plus」
[00:31 9/1] スマホとデジタル家電
緊急入院の志村けん、退院を報告「皆さんに心配掛けました」
[00:30 9/1] エンタメ