米Googleは6月9日 (現地時間)、Mac OS X用デスクトップ検索ツール「Google Quick Search Box」の一般提供を開始した。Googleのサイトから無料でダウンロード入手できる。システム要件は、Mac OS X 10.5以上となっている。

Quick Search Boxを通じて、ユーザーはデスクトップ検索、Web検索、Googleサービスなどに1カ所からアクセスできる。デスクトップ検索にGoogleのインデックス技術を採用したGoogle Desktopに対して、Quick Search BoxはSpotlightのインデックスを利用しており、Googleユーザー向けにSpotlightを補完するツールという役割が強い。

Commandキーを2回続けて叩くか、Controlキー+スペースで、画面にQuick Search Boxの検索ボックスが現れる。非常に軽快に動作するので、Mac内のアプリケーションやGoogleサービスのラウンチャーとして利用すると便利だ。Mac操作を効率化するアクション機能も特徴の1つ。例えば検索結果にリストされた画像ファイルから直接「Finderで表示」「Quick Look」「ゴミ箱に移動」「反時計回りに90度回転」「変換」などを選択できる。

プラグインによる拡張機能も用意されており、最新バージョンでは「アカウントの追加」でGoogleアカウントと共にTwitterアカウントが追加可能になっている。Quick Search Boxから直接Tweetできるようになる。