W3C Japanese Layout Task Force

W3C Japanese Layout Task Forceは4日付けでW3C Working Group NoteとしてRequirements for Japanese Text Layoutを公開した。日本語文書も日本語組版処理の要件(日本語版)として同時に公開された。

Requirements of Japanese Text LayoutはJIS X 4051 "日本語文書の組版方法"をベースとして作成された要件文書。CSS、SVG、XSL-FOなどの技術における日本語組版として求められる機能がまとめられており、JIS X 4051に記載されていない要件についてもまとめられている。2008年4月11日にはWorking Draftが公開されていた。1年以上の期間を経て正式版となった。

「日本語組版処理の要件(日本語版)」における解説図 - 同ドキュメントより抜粋

「日本語組版処理の要件(日本語版)」における解説図 - 同ドキュメントより抜粋

「日本語組版処理の要件(日本語版)」における解説図 - 同ドキュメントより抜粋

「日本語組版処理の要件(日本語版)」における解説図 - 同ドキュメントより抜粋

「日本語組版処理の要件(日本語版)」における解説図 - 同ドキュメントより抜粋

「日本語組版処理の要件(日本語版)」における解説図 - 同ドキュメントより抜粋

「日本語組版処理の要件(日本語版)」における解説図 - 同ドキュメントより抜粋

「日本語組版処理の要件(日本語版)」における解説図 - 同ドキュメントより抜粋

「日本語組版処理の要件(日本語版)」における解説図 - 同ドキュメントより抜粋

「日本語組版処理の要件(日本語版)」における解説図 - 同ドキュメントより抜粋

「日本語組版処理の要件(日本語版)」における解説図 - 同ドキュメントより抜粋

日本語を使わない人向けに背景の説明も加えられているなど、日本人であっても理解しやすいものになっている。日本語の組版にどういった規則性があるかを知る上で有益なドキュメントだ。すべての日本語組版規則が子細に網羅されているわけではないが、Webで閲覧可能な包括的な文書として価値がある。