航空ファンの間で"在来型"、"クラシックジャンボ"と親しまれている航空機「ボーイング747-300型機」が今夏引退する。JALツアーズは同機の退役を記念して、1泊2日のツアー「747クラシックジャンボで那覇 / 下地島を飛ぶ2日間」を発売する。販売は6月4日14時より、同社の「JAL旬感旅行予約デスク」にて行われる。料金は7万4,700円~。

ボーイング747-300型機は、米ボーイング社が開発した大型旅客機。同機は、機長・副操縦士に加え、航空機関士(フライトエンジニア)と呼ばれるコックピットクルーを必要とする"3マンクルー機"で、今夏の引退をもって日本の定期航空会社からすべて撤退することになる。

航空ファンの根強い人気を誇る"クラシックジャンボ"

今回企画されたツアーの設定日は7月4日のみ。東京・名古屋・大阪・福岡・北九州を出発し、那覇から同機で、国内航空会社の訓練専用の空港として知られる下地島空港へ向かう。下地島空港に到着後、"旅客機撮影の聖地"として名高い「ランウェイ17エンド」に移動し、同機によるタッチ&ゴーを真近で見学する。そのほか、同機の運航現場に関わってきた乗務員らによるトークイベントの開催や記念品として搭乗証明証が授与される。