オーシャンブリッジは28日、ファイルサーバ上のMicrosoft Officeファイルの容量を最大1/50に圧縮するソフトウェア「NXPowerLiteファイルサーバエディション」の販売を開始した。

同製品は、Word/Excel/PowerPointのファイルをそのままのファイル形式で軽量化することができるというもの。動作するスケジュールやディレクトリ、圧縮条件を設定することができ、適合するファイルを自動的に圧縮する。ファイル形式は変わらないため、解凍ソフト等は必要なくネイティブファイルとしてそのまま開いて編集することができる。

これによりストレージ使用量の削減だけでなく、バックアップやウイルススキャンの所要時間削減も可能、さらにサーバやストレージの増設を抑制することで電力消費の削減にもつながるとしている。

これまで同製品のデスクトップエディションが大手企業など約6,000社に販売されており、サーバエディションについてはこうしたユーザーからも要望が多かったという。

動作環境はWindows 2000 Server / Windows Server 2003。価格はファイルサーバの台数、スペック等により個別に見積りとなる。なお、同社Webサイトからはデスクトップエディション体験版が無料でダウンロードできる。

図はNXPowerLite3.7