Macクローンの米PsyStarが破産保護を申請

Mac OS X Leopardをプリインストールした「OpenPro」。オプションでiLifeとiWorkを追加することもできた

Macクローン機の販売で知られる米Psystarが、米フロリダ連邦裁判所に破産法の適用を申請したことが明らかになった。Wall Street Journal紙など、複数のメディアが報じている。

米連邦破産法11条 (通称チャプター11) の適用申請書によると、現時点で残る同社の資産は5万ドル以下。負債は10万ドルから50万ドルに達するとされ、同社が抱える一連の訴訟を担当する法律事務所Carr&Farrellのほか、物流企業のUPSやFedExの名が債権者リストに掲載されている。申請書には、今回の破産保護申請は世界規模の経済危機による消費低迷が原因であり、新たな経営計画により再建を目指す、との同社の見解も記載されている。

Psystarは、米フロリダ州・マイアミにオフィスを構えるコンピュータハードウェア販売会社。2008年4月、Mac OS X LeopardをプリインストールしたIntelプラットフォームのデスクトップPC「Open Computer」と「OpenPro Computer」を発売するも、Mac OS Xのエンドユーザー使用許諾契約書 (EULA) に違反する疑いが濃厚なことと、システムのアップデート / 再インストールが困難などの理由で話題となった。2008年7月にはAppleが著作権侵害のかどでPsystarを提訴、Psystarもその後Appleを独禁法違反を理由に反訴 (2008年11月に棄却) した。著作権侵害訴訟は、今年11月に審理再開が予定されていた。

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