JavaScriptコールスタックサイズ、ブラウザ比較

    後藤大地  [2009/05/22]

    NCZOnline

    "Professional JavaScript for Web Developers"や"Professional Ajax"などの書籍の著者であるNicholas C. Zakas氏がJavaScriptの実装に関する興味深い記事をJavaScript stack overflow errorのタイトルで自身のブログにおいて公開した。Webブラウザごとのスタックオーバーフローエラーが比較検討されている。

    Nicholas C. Zakas氏が調査したWebブラウザごとのコールスタックサイズは次のとおり。

    • IE7 (1,789)
    • Firefox3 (3,000)
    • Chrome1 (21,837)
    • Opera 9.62 (10,000)
    • Safari 3.2 (500)

    Webブラウザが出力するスタックオーバーフローエラーと補足される例外の種類は次のとおり。Opera 9.62は例外を発生させずにJavaScriptの動作を停止されるため、例外は補足できないと説明がある。

    • IE7 "Stack overflow at line x" (Error)
    • Firefox3 "Too much recursion" (InternalError)
    • Chrome1 "n/a" (RangeError)
    • Opera 9.62 "Abort (control stack overflow)"
    • Safari 3.2 "RangeError: Maximum call stack size exceeded." (RangeError)

    確認はとれなかったと前置きしたうえで、どうやらIEとOperaは主メモリのサイズに関連してスタックサイズを変更しているようだという記述がある。それ以外のブラウザはあらかじめ定数としてコールスタックサイズが実装されているようだ。寄せられているコメントにもそれを示すようなデータが掲載されている。

    JavaScriptにおける大量の再帰処理はパフォーマンスの劣化を招きやすい。またJavaScript stack overflow errorで説明されているように、コールスタックサイズの上限にあたって処理が完了しないケースが考えられる。とくにSafari 3.2のコールスタックサイズは500であり、Safari 3.2で動作するアプリケーションを実装するなら、この数値未満に収まるように実装する必要があることがわかる。Nicholas C. Zakas氏はほかにもJavaScript変数読み書きのパフォーマンス比較と高速化テクニック全4回Speed up your JavaScriptシリーズなど、JavaScriptに関するティップスの紹介をおこなっている。

    関連記事

    関連サイト

    関連したタグ

    新着記事

    特設サイトの情報

      求人情報

      人気記事

      一覧

      イチオシ記事

      新着記事

      特別企画

      転職ノウハウ

      あなたの仕事適性診断

      4つの診断で、自分の適性を見つめなおそう!

      Heroes File ~挑戦者たち~

      働くこと・挑戦し続けることへの思いを綴ったインタビュー

      はじめての転職診断

      あなたにピッタリのアドバイスを読むことができます。

      転職Q&A

      転職に必要な情報が収集できます

      スカウト転職する

      企業からアプローチのメッセージが届きます。

      マイナビニュースマガジン