日立ソフトウェアエンジニアリング(日立ソフト)は、USBメモリなどによるデータの持ち出しを制限する情報漏洩防止ソリューションの新バージョン「秘文(ヒブン)Ver.9.0」を、6月30日から販売すると発表した。

「秘文Ver.9.0」の「秘文AE Information Fortress」では制御対象のPC周辺デバイスを拡大し、IrDAやBluetooth、無線LANなどを使用したワイヤレス通信によるデータ転送、USBポートやCOMポートなどに接続するデータ通信ケーブルを使用したデータ転送によるファイルの持ち出しを禁止できるほか、USBメモリではデバイスの個体識別制御をサポートし、組織で許可されたUSBメモリのみの持ち出しを許可し、他のUSBメモリへの書き込みを禁止することができる。

許可したUSB以外を使用禁止に

また、コンテンツ(電子文書/ファイル)単位での厳密な持ち出し制御を行う新製品「秘文AE ContentsFilter」により、上長が機密性を確認して承認したコンテンツのみの持ち出しを許可するような運用が可能になる。

認められたファイルのみ持ち出し可に

そのほか、光ディスクへの書き込み暗号化の新製品「秘文AE Optical Disc Encryption」により、CD/DVD/BD などのメディアへの書き込みを暗号化し、 書き込んだファイル名をログとして取得することが可能になる。

秘文AE Information FortressはクライアントPC1台あたり10,500円(税込)、秘文AE Optical Disc Encryptionは、クライアントPC1台あたり4,200円(税込)、 秘文AE ContentsFilterは、 クライアントPC1台あたり3,150 円 (税込)となっている。