日本銀行は30日、「経済・物価情勢の展望(2009年4月)」を発表。2009年度の実質国内総生産(GDP)の成長率見通しをマイナス3.1%とし、1月時点の見通し(マイナス2.0%)より下方修正した。

国内企業物価指数はマイナス7.5% (1月見通しはマイナス6.4%)、消費者物価指数(生鮮食品を除く)はマイナス1.5%(同マイナス1.1%)で、いずれも1月見通しより下方修正となった。

また同日、政策委員会・金融政策決定会合において、金融市場調節方針を全員一致で決定。無担保コール翌日物のレートを0.1%に据え置いた。