ソフォスは、ネットワークセキュリティ対策とデータ暗号化機能を統合した製品「Sophos Endpoint Security and Data Protection」を、2009年5月11日から発売すると発表した。

「Sophos Endpoint Security and Data Protection」は、ウイルス対策、スパイウェア対策、クライアントファイアウォール、リムーバブルディスクや未承認ソフトウェアの利用制限・管理機能、検疫ネットワーク機能などのエンドポイントセキュリティ機能に加え、新たにデータ暗号化機能を加えた統合セキュリティ製品。

新製品のデータ暗号化機能では、コンピュータ全体の暗号化、添付ファイルを含む電子メールや外部デバイスの暗号化を実現する。

価格は100ユーザーの場合、1ユーザーあたり年間6,240円(税別)となっている。

ソフォスでは、これまでの「エンドポイントの保護」や「コンプライアンスおよびシステム保護」に加え、暗号化やデバイスコントロールといった情報漏えいを防止する「インフォメーションセキュリティ」分野を強化し、2009年度中に、ウティマコセーフウェアの買収を完了させ、両社の専門技術を結集させるという。今後は、ウティマコセーフウェアの暗号用ソリューション「SafeGuard」をソフォスのユーザーに提案していくほか、「SafeGuard」ソリューションで提供している機能をソフォスの既存製品に順次統合していくという。