警視庁は27日、インターネット掲示板に「赤坂サカスに血のアメを降らせる」などと書き込んだとして、威力業務妨害の疑いで大阪府阪南市の20歳の大学生男を逮捕したと発表した。

男は2009年4月12日、自宅のPCからインターネット掲示板に「よしおれがデュードになりきってやる。休日の新宿か赤坂サカスで待ってろ。血のアメを降らせてやる。」と書き込み、犯行予告を行った。米国のゲーム「ポスタル」の主人公を意識した書き込みとみられている。

これを受け、赤坂サカスを運営するTBSでは、安全対策会議を開いたり、不審者・不審物のチェックなどの対策を実施。

警視庁は25日、男がTBSの正常な業務を妨げたとして、威力業務妨害の疑いで逮捕した。

ネットの匿名性についてはこちらのレポートを参照

【レポート】なぜ捕まるのか? とまらない犯行予告と逮捕劇に見る"ネットは匿名"の誤解