Rails向け省メモリVM、Ruby Enterprise Edition

    後藤大地  [2009/04/23]

    Phusion, The Computer Science Company

    Ruby Enterprise Editionの最新版、Ruby Enterprise Edition 1.8.6-20090421が22日(米国時間)に発表された。Ruby Enterprise EditionはオフィシャルのRubyをベースにガベージコレクタやmalloc実装などを入れ替えることで特にサーバ用途での性能改善を目指したプロダクト。OSSとして公開されている。

    Ruby Enterprise Edition 1.8.6-20090421では採用されているtcmallocが0.99.6から1.2へとアップグレードされ以前よりも多くのプラットフォームをサポートするようになった。またUbuntu x86_64パッケージの提供開始や、ベースとなるRubyを1.8.6-p287へアップグレード、各種バグの修正が実施されている。

    Ruby Enterprise EditionはRuby on Railsを動作させた場合に特にメモリ使用量を削減できるという特徴がある。RailsをベースにしたWebアプリケーションを運用している場合には一度検討しておきたいプロダクトといえる。最初からApacheとセットになったPhusion Passengerや、Nginxに対応したバージョンもあり、合わせてチェックしておきたい。

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