今、ひそかに人気を呼んでいるエコな文房具、それが「鉛筆ホルダー」です。正式名は「補助軸」というこのアイテムは、短くなった鉛筆につけて長さを出し、書きやすく握りやすくしてくれます。「鉛筆ホルダー」と聞いて、小学校時代に使った、無機質な銀色のあれを思い浮かべましたが、そんな時代はとうに過ぎ去り、今はデザインが豊富でおしゃれ! まるで万年筆のように見えるものもあります。

銀座・伊東屋
鉛筆補助軸(木軸)

赤・白・黒・グレー 全4色

鉛筆ホルダーにこんなにお金をかけたら節約にならないよ……というなかれ。鉛筆一本で書ける距離はなんと50km! これに対し、シャープペンシルは芯一本で225mしか書けません。金額を比較するとどちらがオトクなのか一目瞭然。それに、鉛筆ホルダーは一度買えば一生ものです。

鉛筆とシャープペンシルの100mあたり金額比較表

鉛筆はシャープペンシルの約30分の1のコスト

そもそも鉛筆は非常に環境に配慮して作られており、実に無駄がありません。鉛筆用の木は1年間に50万立方メートル伐採されていますが、90万立方メートル植林されているので、40万立方メートル増えています。鉛筆製造時に出る削り屑(おがくず)はオガブロックという固形燃料になり、キャンプ場や浴場で再利用されています。

おしゃれでまだ珍しく、注目されること間違いなしの「鉛筆ホルダー」。節約だけじゃなく、エコ色も強くてちょっとしたウンチクも語れます。ぜひお試しを!