日本エリクソンは4月20日、情報通信分野で秀でた成果を残した研究者を表彰する「エリクソン・テレコミュニケーション・アワード」「エリクソン・ヤング・サイエンティスト・アワード」の公募を開始したことを発表した。

エリクソン・テレコミュニケーション・アワードは、日本の情報通信分野における学術研究の発展と振興に寄与する目的で1997年に創設されたアワード。毎年1名が選出され、受賞者には研究奨励金300万円のほか、副賞としてスウェーデンにあるエリクソン本社のR&D部門訪問ツアーが贈呈される。

一方、エリクソン・ヤング・サイエンティスト・アワード」は、1998年に創設された、電子情報通信技術分野の32歳以下の若手研究者を対象としたアワード。毎年最大4名が選出され、各受賞者には奨励金50万円が贈呈される。これまで38名の若手研究者が受賞している。

いずれも、末松安晴(国立情報学研究所 顧問)委員長をはじめとする8名の委員会によって選考が進められる。応募には、規定書式の推薦書、候補者の経歴書、候補者の業績・論文リスト、候補者の主要論文などの書類が必要。詳細は日本エリクソンのWebサイトで確認のこと。