Google App Engine

Googleは15日(米国時間)、Google App EngineにおけるJava "early look"利用の申し込み上限を2万5,000サインアップまで引き上げたと発表した。Googleは1週間前となる7日(米国時間)、Google App Engineのサポート言語にJavaを追加したことを発表。反応の大きさを加味してサインアップ数上限の引き上げに踏み切ったようだ。同社は1年前にも同じような取り組みを実施している。

Google App Engine Java "early look"を利用するにはサインアップによる申し込みが必要。1年前の2008年4月7日(米国時間)にGoogle App Engineが開始された段階でのサインアップ上限は1万人。サポート言語はPythonのみ。途中で7万5,000まで引き上げをおこない、登場から2カ月後には一般公開された。Java版も同様の流れをたどるとみられる。

Google App Engine for Javaが発表されてから、Java関連のアプリケーションやフレームワークを開発しているプロジェクトや開発者の反応は機敏だった。この1週間で数多くのプロダクトがGoogle App Engineに投入され、どこまで動くのか検証がおこなわれた。

Google App EngineのJava対応は開発者にもっとも望まれていたもののひとつ。すべてのAPIが制限なしで動作するわけではないが、プロダクトレベルのシステムをGoogle App Engineでも構築しやすくなるのは間違いのないところだ。Javaを経由することでJava以外の言語も動作をはじめており、どこまで対応言語が増えるのか興味深い。