日本IBMは4月15日、ITサービス・マネージメント製品「IBM Tivoli Service Request Manager V7.1」とその導入サービスをセットにしたパッケージ・ソリューション「IBM Tivoli ITILスターターキット」を本日より提供すると発表した。

スターターキットには「Tivoli Service Request Manager V7.1(同時接続ユーザー×1ライセンス)」、Tivoli Service Request Manager V7.1とITUP(IBM Tivoli Unified Process日本語版)ベースのテンプレートモジュールの導入費用、「管理項目」「画面設計」の確認および設定作業、操作説明(一般ユーザー、管理者向け)、機能操作手順書及び導入作業報告書が含まれる。

価格は450万円(税抜)からとなっている。

「ITUP」は、ITIL(Information Technology Infrastructure Library)や、ユーザーがITサービス・マネージメントを実践する上で参照できる具体的なプロセスの詳細な説明、各プロセスで作成される成果物、遂行すべき役割の定義、プロセスの効果的な実装に含まれるべきツールの説明などを文書化し、Webブラウザで参照可能にしたもの。

「ITUP」はCD-ROMで提供され、IBMが毎月開催している「IBMサービス・マネージメント」の無料定期セミナーなどで配布される。