西武鉄道は6日、小手指駅、西武球場前駅、航空公園駅を緑化したと発表した。駅の快適利用および環境保全への取り組みとして実施したもの。今回の緑化は、"みどりの街なみ創出支援事業"として埼玉県による"彩の国みどりの基金"の補助を受けた事業。

緑化にはヘデラ、テイカカズラ、ツルバラなどの植物を使用。小手指駅では北口の屋根の上を緑化し、北口駅前広場の一部にも自立型の緑化壁を設置。緑化壁にはベンチを設置したという。西武球場前駅は、改札口付近の屋根の上を中心に緑化。

小手指駅北口の屋根と駅前広場の様子

西武球場前駅改札口の屋根の様子

航空公園駅では東口の駅舎壁面を緑化。さらに上りおよび下りホームの壁面を緑化し、ベンチも付けたとのこと。ホームでは灌水用として雨水を利用するとしている。

航空公園駅東口の壁面の様子

航空公園駅の上りホームに設置されたベンチの様子

なお"彩の国みどりの基金"は、森林や近隣の緑の保全と創出など緑の再生を推進するため平成20年4月1日に埼玉県が創設したもの。"みどりの街なみ創出支援事業"は同基金のひとつで、市街地における緑の増加や公共性のある施設での緑の創出に寄与する事業の支援を目的としているとのこと。